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交通事故被害者は嘘つきという前提で損保会社は対応しているって本当?

事故を起こしてしまった際、加害者サイドであれば自動車保険(任意保険)に加入していれば損保会社が示談交渉にあたってくれるのですが、交通事故の被害者の立場になった場合、損保会社とどのように対応すればよいのかわからないという方も多いかと思います。

当サイトでは全5回にわたって、被害者側の目線で損保会社の対応や仕組みについて解説していきます。

第2回目は損保会社が嘘を疑ってきたときの対応とその理由について解説します。

交通事故によるむち打ちを損保会社から嘘ではと疑われることがあるって本当?

損保会社が「交通事故被害者が嘘を言っているのではないか?」と疑うにはある理由があります。

 

むち打ちなどの神経症状の場合、損傷を客観的に証明するのが困難なため、本当に痛みがあるのかどうかは被害者本人にしかわかりません。

 

損保会社としては慰謝料の支払いは極力抑えたいと考えていますから、本当はもう痛みがないのに症状を訴え、治療費や休業損害を不当に請求しようとしているのではないかと、疑ってかかるのです。

 

治療費と休業損害を早期に打ち切り、自賠責保険の上限である120万円以内に収めることができれば、損保会社は上乗せ分の保険料を支払う必要がありませんので、損保会社も必死です。

損保会社が交通事故被害者を疑う理由

残念なことに、慰謝料目当てで半年間通院をするといった詐病は決して少なくありません。

 

普通自動車と自転車による出会い頭の交通事故で、自転車を運転していた女性が腰を強打し、足の痺れから車いすが手放せない生活になってしまったということで2,000万円の損害賠償を請求されたケースがありました。

 

症状に疑問を感じた損保会社が某探偵事務所に詐病調査を依頼した結果、日常生活においては確かに車いすを使用していたことが認められたのですが、遠方へ旅行した際には車いすを使用せず、徒歩で移動していたことが発覚しそれが証拠として提出され、被害者の損害賠償請求は認められなかったということがあります。

 

ご近所さんの話では、とても評判の良い方とのことでしたが、結果としてより多くの慰謝料を貰えるよう詐病し、保険金詐欺ともいえる行為を働いていたということになります。

 

このように詐病を働く人がいる限り、損保会社も疑わざるを得ないのは仕方ないのかもしれません。

 

しかしほとんどの交通事故被害者の方は、肉体的精神的ダメージを負いながら、本当に痛くて苦しいのに、詐病を働く人のせいで損保会社から信じてもらえず、治療を打ち切られてしまう人が後を絶ちません。

交通事故被害者が対応の悪い損保会社との交渉をスムーズに進める方法

損保会社の担当者は親切そうな顔で近づき、症状固定を急ぎ、治療費や休業損害を安く抑える、ということしか考えていません。

 

損保会社は加害者の代理人という立場ではありますが、加害者に代わって被害者に謝罪する気持ちは持ち合わせていないのです。

 

損保会社の中にはこちらが法律に関して無知なことを承知の上で、被害者側が不当な請求を行っているかのような対応をとったり、治療の打ち切りを一方的に通知してくるケースも少なくありません。

 

そのため、交通事故被害者の方の中には、加害者よりも損保会社の対応に憤りを感じている人も多いのです。

 

対応が悪い損保会社と交渉をスムーズに進めるには、弁護士に依頼するのが確実です。

 

弁護士に依頼することで慰謝料も任意保険基準から弁護士基準で算出してもらえるため、弁護士費用を考慮しても受け取れる金額が大幅に増える可能性がありますし、対応の悪い損保会社と対応するストレスを考えると、依頼するメリットは十分あると言えるでしょう。

 

なお、直接被害者の方に謝りたいと思われる加害者も少なくありません。

 

損保会社からは直接会いに行くなとは言われませんが、加害者が被害者に対し自分の非を認めるような謝罪をしてしまうと損保会社にとっては都合が悪くなる可能性があり、また裁判で不利になる恐れがあることから、直接謝罪に行く必要はありませんと案に止められる場合があります。

 

また、直接謝罪に来られた場合、安易に加害者を許すような口約束はしてはいけません。

 

こんなに反省しているならとつい許してしまいそうになるかもしれませんが、損保会社からのアドバイスに従って謝罪に来ているということも考えられます。

 

つまり、加害者が謝罪にくる場合も来ない場合も、損保会社からの指示である可能性があるということを念頭に置き、加害者がどのような行動をとったとしても冷静に対応するということが大切なのです。

まとめ

交通事故被害者の中には、交通事故による肉体的精神的ダメージだけでなく、保険会社との対応がストレスとなり、人間不信に陥ってしまったりうつ病などを発症してしまう方もいます。

 

損保会社から嘘ではないかと疑わることを交通事故の二次被害と呼ぶ人もいる程です。

 

事故なびでは交通事故を専門として多くの交通事故被害者の方を救済してきた、交通事故専門の弁護士を無料で紹介しています。

 

損保会社との対応にお困りの方、不安を感じている方、まずは事故なびにまでご相談ください。

 

交通事故対応は、弁護士から的確なアドバイスを受けること、代理人として交渉を任せることが非常に有効です。

事故なびは、無料で交通事故にあった方の整骨院・接骨院探しをサポートしています。 24時間365日電話相談無料です。お気軽にご連絡ください。

2021.05.27

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